業種別事例

ヨガスタジオ・フィットネスに最適な月謝制・回数券・都度払い対応キャッシュレス決済端末選び方!

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ヨガスタジオやフィットネスジムを経営されている皆さん、こんな悩みを抱えていませんか?

「月謝の集金が毎月大変で、現金管理に追われている」
「お客様から『カード決済できませんか?』と聞かれることが増えた」
「コロナ後、非接触での決済を求められるようになった」

実は、ヨガ・フィットネス業界では決済のデジタル化が急速に進んでいます。

withコロナ時代の”非接触”ニーズに対応し、入会申込から会員管理、決済までを全てキャッシュレス・ペーパーレスで実現する時代がやってきました。

でも安心してください。適切な決済システムを選べば、面倒な現金管理から解放され、お客様の満足度も向上し、本来のレッスン指導に集中できるようになります。

この記事では、ヨガスタジオ・フィットネス業界特有の決済ニーズに焦点を当て、月謝制・回数券・都度払いそれぞれに最適な決済サービスの選び方を、具体的な数値とともに解説します。

ヨガ・フィットネス業界の決済事情と変化

業界特有の決済パターンを理解しよう

ヨガスタジオやフィットネスジムの決済は、他の業界とは大きく異なる特徴があります。一般的な小売店が「商品を売って終わり」なのに対し、この業界では継続的な関係性が収益の基盤となります。

主な決済パターン

  • 月謝制:毎月決まった金額を自動徴収
  • 回数券・チケット制:まとめて購入、都度消化
  • ドロップイン(都度払い):レッスンごとに支払い
  • 入会金・年会費:初回または年1回の支払い

特に注目すべきは、これらの決済方式を組み合わせて提供しているスタジオが多いことです。

例えば、月謝制の会員がいる一方で、不定期に通いたい方向けの都度払いオプションも用意する、といった具合です。

コロナが加速させた決済のデジタル化

withコロナ時代において、業界には大きな変化が起きています。

従来、フィットネスジムやスクールでは「紙の申込書や振替依頼書で入会申込を行い、月謝袋で現金を授受する事業者」が数多くありました。

しかし現在では、”非接触”が求められ、申込書類やお金の受け渡しを極力少なくすることが必要になってきています。

その結果、キャッシュレス化・ペーパーレス化で応えるシステムが急速に普及しています。

数字で見る変化

  • 会費ペイは7,000店舗以上に導入され、業界で導入数No1を記録
  • フィットネス・スクール業界で3,000加盟店を突破
  • 月の入会者が30名を超えると、申込情報の手作業移行だけでも大きな負担に

お客様の決済行動の変化

ヨガ・フィットネス業界の主要顧客層である20-50代女性の決済行動も変化しています。

支払い方法の多様化:現金、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード決済、口座振替など、顧客のニーズに応じて多様な決済手段が求められています。

利便性への期待:「事前決済でチェックインをスムーズにしたい」「カード情報を登録して自動決済にしたい」といったニーズが高まっています。


料金体系別・最適決済サービスの選び方

月謝制スタジオに最適な決済システム

月謝制を採用しているスタジオにとって、最も重要なのは継続課金(サブスクリプション)機能です。

月謝制のメリット

  • 毎月決まった収益が確保できる
  • お客様の定着率・リピート率がアップ
  • 受付業務が楽になる

推奨サービス

1位:Square サブスクリプション

なぜおすすめか

  • 初期費用・月額費用0円で始められる
  • 決済手数料3.6%と業界最安水準
  • 3つのサブスク機能から最適なものを選択可能

具体的な使い分け

  • Square 請求書(手数料3.75%):個別顧客向け、契約書添付可能
  • Square サブスクリプション(手数料3.6%):不特定多数向け、顧客による一時停止機能
  • Square リンク決済(手数料3.6%):事前顧客情報不要、SNS宣伝しやすい

設定例

ヨガ月謝プラン設定例
・ベーシックプラン:月額8,000円(月4回)
・アンリミテッドプラン:月額12,000円(通い放題)
・マタニティプラン:月額6,000円(月3回)

2位:会費ペイ

なぜおすすめか

  • フィットネス・スクール特化で7,000店舗以上の導入実績
  • 入会申込・会員管理・請求管理・決済を一元化
  • 未収金の催促まで自動化

向いているスタジオ

  • 会員数40名以上で事務作業の負担が大きいスタジオ
  • 会員管理システムを一新したいスタジオ

回数券・チケット制に最適な決済システム

回数券制は「通いたい時に通える」柔軟性がお客様に好まれる一方、スタジオ側には独特の管理課題があります。

回数券制の特徴

  • 購入枚数が多いほど1枚あたりの単価が安くなる
  • 有効期限の管理が必要
  • 消化状況の把握が重要

推奨サービス

1位:STORES決済

なぜおすすめか

  • 決済手数料1.98%〜と業界最安水準
  • 回数券・チケット機能に特化
  • 最短翌々日入金でキャッシュフロー改善

設定例

回数券価格設定例
・4回券:15,000円(1回あたり3,750円)
・8回券:28,000円(1回あたり3,500円)
・12回券:39,000円(1回あたり3,250円)

2位:Airペイ

なぜおすすめか

  • 全71種以上のキャッシュレス決済に対応
  • 0円スタートキャンペーンで初期費用を抑制
  • 中国の銀聯や韓国のKakaoPayなど海外決済も対応

向いているスタジオ

  • 外国人客が多いエリアのスタジオ
  • 多様な決済手段を提供したいスタジオ

都度払い(ドロップイン)に最適な決済システム

都度払いは「お試し感覚で参加したい」「忙しくて定期的に通えない」というお客様のニーズに応えます。

都度払いの特徴

  • 1回ごとの決済で手軽
  • 新規顧客の獲得に効果的
  • 客単価は高めに設定される傾向

推奨サービス

1位:Square リーダー

なぜおすすめか

  • 決済手数料2.5%〜と最安
  • 最短翌営業日入金
  • 途上審査重視型で開業直後でも導入可能

向いているスタジオ

  • 開業したばかりのスタジオ
  • 都度払いの比率が高いスタジオ
  • 屋外レッスンや出張レッスンを行うスタジオ

2位:PayPay for Business

なぜおすすめか

  • QRコード決済でスマートな支払い体験
  • 出張ヨガなどの移動サービスに最適
  • 現金を持ち歩かなくて済むメリット

成功事例: 東京・港区の出張ヨガサービスでは、PayPay導入により「金銭管理や荷物の軽減」などのメリットを実現しています。


Squareと会費ペイの比較

会費ペイの実際の料金構造

  • システム利用料1:決済金額の3.5%(税別)
  • システム利用料2:決済1件あたり100円(税別)
  • 口座登録手数料:初回500円(税別)

これを踏まえて、Squareとの詳細なコスト比較を行います:

具体的なコスト比較計算

ヨガスタジオのケース(月謝制)

小規模スタジオ(会員20名、月謝8,000円の場合)

Square サブスクリプション

  • 月間売上:160,000円
  • 決済手数料(3.6%):5,760円
  • 年間コスト:69,120円

会費ペイ

  • 月間売上:160,000円
  • システム利用料1(3.5%):5,600円
  • システム利用料2(100円×20件):2,000円
  • 月間合計:7,600円
  • 年間コスト:91,200円 + 初期口座登録費用(500円×20名)= 101,200円

差額:年間32,080円、Squareの方が安い

中規模スタジオ(会員50名、月謝8,000円の場合)

Square サブスクリプション

  • 月間売上:400,000円
  • 決済手数料(3.6%):14,400円
  • 年間コスト:172,800円

会費ペイ

  • 月間売上:400,000円
  • システム利用料1(3.5%):14,000円
  • システム利用料2(100円×50件):5,000円
  • 月間合計:19,000円
  • 年間コスト:228,000円 + 初期口座登録費用(500円×50名)= 253,000円

差額:年間80,200円、Squareの方が安い

大規模スタジオ(会員100名、月謝8,000円の場合)

Square サブスクリプション

  • 月間売上:800,000円
  • 決済手数料(3.6%):28,800円
  • 年間コスト:345,600円

会費ペイ

  • 月間売上:800,000円
  • システム利用料1(3.5%):28,000円
  • システム利用料2(100円×100件):10,000円
  • 月間合計:38,000円
  • 年間コスト:456,000円 + 初期口座登録費用(500円×100名)= 506,000円

差額:年間160,400円、Squareの方が安い

会費ペイが有利になるケース

会費ペイの1件100円の固定費により、決済単価が非常に高い場合のみ有利になります:

月謝20,000円、会員30名の場合

  • Square:月間売上600,000円、手数料21,600円(年間259,200円)
  • 会費ペイ:システム利用料1(21,000円)+ システム利用料2(3,000円)= 24,000円(年間288,000円)

この場合でもSquareの方が安く、会費ペイが有利になるのは月謝30,000円以上の非常に高単価なケースに限られます。

結論

  1. コスト面では圧倒的にSquareが有利
  2. 会費ペイの価値は決済以外の機能(会員管理、自動催促、入会フォーム等)にある
  3. 事務作業の自動化による人件費削減効果と手数料差額を比較検討が必要

主要決済サービス徹底比較

月額無料サービス比較

サービス名初期費用月額費用決済手数料入金サイクルサブスク対応おすすめ度
Square0円〜0円2.5%〜最短翌営業日◎(3機能)⭐⭐⭐⭐⭐
Airペイ0円※0円3.24%〜月6回⭐⭐⭐⭐
STORES決済19,800円※0円1.98%〜最短翌々日⭐⭐⭐⭐
楽天ペイ0円〜0円3.24%〜翌日※⭐⭐⭐

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月額有料サービス比較

サービス名初期費用月額費用決済手数料特徴おすすめ度
stera pack0円3,300円2.7%〜高機能端末⭐⭐⭐⭐
会費ペイ0円0円100円/1請求ごと業界特化⭐⭐⭐⭐⭐
スマレジ・PAYGATE0円3,300円3.24%〜POS連携⭐⭐⭐

業界特化サービス

会費ペイ(フィットネス・スクール特化)

強み

  • フィットネスジム・スクール業界で7,000店舗以上の導入実績
  • 入会申込・会員管理・請求管理・未収金催促を全自動化
  • 初期費用・月額費用0円

向いているスタジオ

  • 会員数50名以上の中規模スタジオ
  • 事務作業を徹底的に自動化したいスタジオ
  • 複数のサービス(フィットネス+ヨガなど)を提供するスタジオ

規模別おすすめ決済戦略

個人経営スタジオ(会員数〜30名)

特徴

  • 初期投資を抑えたい
  • 複雑なシステムは不要
  • インストラクターが事務も兼任

おすすめ戦略第1候補:Square

  • 初期費用0円でリスクなし
  • サブスク機能で月謝制に対応
  • 成長に合わせて機能拡張可能

料金シミュレーション

月謝制会員20名の場合(月謝8,000円)
・月間売上:160,000円
・Square手数料(3.6%):5,760円
・実質収入:154,240円

中規模スタジオ(会員数30〜80名)

特徴

  • 事務作業の負担が大きくなる
  • 複数の料金プランを提供
  • 成長期で効率化が急務

おすすめ戦略第1候補:会費ペイ

  • 会員管理から決済まで一元化
  • 自動化により事務負担を大幅削減
  • 業界特化で必要機能がそろっている

効果測定例: バスケットボールチームのスクール運営では、以前は「紙で申込書をもらって、会員管理をExcel、請求管理を別サービス」で行っていたが、会費ペイ導入により「ワンサービスでどれも対応」できるようになり、大幅な業務効率化を実現。

大規模スタジオ・チェーン展開(会員数80名以上)

特徴

  • 複数店舗の統合管理
  • 高度な分析機能が必要
  • コスト最適化が重要

おすすめ戦略第1候補:stera pack + 会費ペイの併用

  • stera packで店舗決済(月額3,300円、手数料2.7%)
  • 会費ペイで会員管理・継続課金
  • 高機能端末で顧客体験向上

ROI計算例

月商200万円、決済比率70%の場合
・月額無料サービス年間コスト:403,200円
・stera pack年間コスト:389,880円
・年間削減額:13,320円

成功事例シミュレーションとトラブル回避法

成功事例1:出張ヨガサービスのキャッシュレス化

事業者:Sヨガ(東京都港区)

課題:お寺や公民館での出張ヨガで現金管理が大変

解決策:PayPay導入

効果

  • 金銭管理の負担軽減
  • 荷物の軽減
  • スムーズな決済でお客様満足度向上

学べるポイント: 移動を伴うサービスでは、現金を持ち歩くリスクとコストを考慮し、QRコード決済の導入が効果的。

成功事例2:バスケットボールスクールの完全デジタル化

事業者:バスケ所属チームのスクール事業

課題:紙の申込書、Excel管理、別サービスでの請求管理で作業が煩雑

解決策:会費ペイ導入

効果

  • ワンサービスで入会から決済まで一元化
  • データのCSVダウンロードで集計作業効率化
  • 月次・年次課金の両方に対応

学べるポイント: 複数のツールを使い分けていた作業を一つのサービスに統合することで、大幅な業務効率化が可能。

よくあるトラブルと回避法

トラブル1:サブスク決済の停止タイミング

問題:お客様が退会を申し出た月に、既に翌月分が決済されてしまった

回避法

  • 退会申請の締切日を明確に設定(例:毎月20日まで)
  • 自動決済日を月初ではなく中旬に設定
  • 退会処理の猶予期間を設ける

トラブル2:決済エラーによる未収金

問題:クレジットカードの有効期限切れや残高不足で決済が失敗

回避法

  • 自動催促機能のある決済サービスを選択
  • 複数の決済手段を用意(カード+口座振替)
  • 事前にお客様に更新手続きを案内

トラブル3:手数料の想定以上の負担

問題:思っていたより決済手数料が高く、利益を圧迫

回避法

  • 決済比率を正確に把握してからサービス選択
  • 月商が増えたら月額有料サービスへの乗り換えを検討
  • 隠れコスト(振込手数料など)も含めて計算

導入手順と注意点

Step1:現状分析と目標設定

まずは、現在の決済状況を正確に把握しましょう。

チェックポイント

  • 月間の現金決済額と比率
  • 各料金プラン(月謝・回数券・都度払い)の売上比率
  • 事務作業にかかっている時間
  • お客様からの決済に関する要望

目標設定例

  • 事務作業時間を50%削減
  • お客様の決済満足度向上
  • 年間決済コストを○万円以下に抑制

Step2:サービス選定

現状分析の結果を基に、最適なサービスを選定します。

選定フローチャート

月謝制がメイン?
├─ YES → Square サブスクリプション or 会費ペイ
└─ NO → 回数券がメイン?
    ├─ YES → STORES決済 or Airペイ
    └─ NO → 都度払いがメイン?
        └─ YES → Square リーダー or PayPay

Step3:申込・審査

審査に必要な書類

  • 開業届(個人事業主の場合)
  • 実店舗の存在確認(住所・電話番号)
  • 本人確認書類

審査期間の目安

Step4:設定・テスト

設定項目

  • 商品・サービスの登録
  • 料金プランの作成
  • 自動決済の設定
  • 通知メール設定

必須テスト項目

  • 少額での決済テスト
  • サブスク機能のテスト
  • 解約・変更手続きのテスト
  • エラー時の対応確認

Step5:運用開始・改善

運用開始時の注意点

  • お客様への丁寧な説明
  • 従来の決済方法との併用期間を設ける
  • トラブル時の対応体制を整備

定期的な見直し

  • 月次での決済データ分析
  • 手数料の負担状況確認
  • お客様からのフィードバック収集

まとめ:あなたのスタジオに最適な決済戦略を

ヨガスタジオ・フィットネス業界の決済システム選びは、業界特有の料金体系お客様との継続的な関係性を理解することが重要です。

規模・料金体系別おすすめまとめ

個人経営・月謝制メインSquare サブスクリプション

  • 初期費用0円でリスクなし
  • 3つのサブスク機能で柔軟対応
  • 成長に合わせて機能拡張

中規模・会員管理重視会費ペイ

  • 業界特化で必要機能完備
  • 事務作業の完全自動化
  • 7,000店舗以上の実績

回数券・多様な決済手段Airペイ

  • 71種類の決済手段に対応
  • 初期費用キャンペーン活用
  • 外国人客にも対応

都度払い・シンプル運用Square リーダー

  • 業界最安の手数料2.5%〜
  • 最短翌営業日入金
  • 出張レッスンにも対応

成功の3つのポイント

  1. お客様の利便性を最優先に考える 手数料を恐れるあまり、お客様の利便性を犠牲にしては本末転倒です。
  2. 成長に合わせて見直しを行う 開業時に選んだサービスが、成長後も最適とは限りません。
  3. 業務効率化の効果を数値で測る 時間の節約効果を金額換算し、手数料と比較して判断しましょう。

今日から始められること

まずは無料アカウントを作成して、実際に触ってみることをおすすめします。特にSquareは審査が最短15分で完了し、リスクなく始められます。

キャッシュレス決済の導入は、一見面倒に思えるかもしれません。でも適切なシステムを選べば、毎月の面倒な集金作業から解放され、本来のレッスン指導に集中できる時間を作ることができます。

お客様の「カード決済できませんか?」という要望に「もちろんです!」と答えられる日は、意外とすぐそこにあります。

一歩ずつ、着実に前進していきましょう。


この記事はヨガスタジオ・フィットネス事業者の皆様が、最適な決済選択をできるよう、最新情報を基に作成されています。サービス内容や料金は変更される場合がありますので、正式な申し込み前には各社公式サイトで最新情報をご確認ください。

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