佐久市で古民家を購入するときの注意点・みるべきポイントは？

こんにちは！長野県佐久市で移住専門に不動産賃貸・仲介をしている「にじや不動産」です。

空き家を購入したい！と思ったとき、内覧して家の状態を確認しますよね。
ただ、大工さんや建築士や何軒も家をみてきた人ならいざしらず、なかなかどこを見ればいいのか分かりづらいものです。

この記事では、これから空き家を購入したい人にむけて、

古民家を購入するときの注意点・みるべきポイントを

• 外観
• 内観
• 水回り設備

の３つに分けて解説します。

雨漏りはない？外観チェック

管理状態

家は人が住まなくなると痛みが早くなります。

これを防ぐには、日々の管理が重要。
管理とは、

• 定期的に窓をあけて空気を通す
• トイレの水を流す
• 物を片付ける

などを行うこと。

空気の通りが悪いと、湿気がたまり柱や壁紙が痛む。ということですね。
「どれくらいの頻度で管理されてますか？」
と不動産屋さんに聞いてみましょう。

屋根の材質

瓦、金属製、スレートなどの素材があります。
注意したいのは、スレート屋根。日本瓦に比べて耐久性がよくありません。

屋根の角度

屋根の角度がゆるいと、雨水が流れにくく雨漏りしやすくなります。
角度が０℃の屋根（陸屋根）は特に要チェック。

屋根の塗装

屋根は雨を防ぐ大事な箇所。材質によりますが、大体１５年周期で塗装が必要です。
「いつ屋根塗装をしたか？」と聞いてみましょう。

家のまわりの湿気

家のまわりに木が沢山生えていて、風通しが悪くジメッとしていませんか？
少なからず家の状態に影響を与えます。

外壁の状態・塗装

外壁がはがれていませんか？はがれていると、そこから湿気やシロアリが侵入しやすくなります。
また、外壁も屋根と同じく定期的な塗装が必要。
いつ塗装をしたか聞いてみましょう。

庭の木

シロアリに食べられている箇所はありませんか？
また、羽アリや羽アリの死がいはありませんか？

家の中は？内観チェック

壁・床・クロスの状態

キッチン・トイレ・洗面所などの壁・床にカビや濡れはありませんか？
部分的にカビができているようであれば、要チェック。

床でブカブカする、踏み込むと沈む、という箇所は床の木材がシロアリに食べられているかも。
こちらもチェック

家の傾き、歪み

家が傾いていませんか？
「なんとなく水平でなく、気持ち悪い感じがする」
と感じれば、傾きがあるかもしれません。

柱や床に水平器をあてて、測ってみましょう。

暖房器具

寒さの厳しい佐久市。暖房器具は要チェックです。

・FF式暖房機はあるか。あれば、いつのものか
・都市ガスエリアなら、ファンヒーター接続口はあるか

正直、佐久市の冬に高断熱高気密住宅でない限り、エアコンはあまり役に立ちません。
暖めても暖かさを感じにくいのです。

FF式暖房機かファンヒーターがおすすめ

気になる水回り設備チェック

上水道

公共上水道がきていますか？井戸水ですか？

下水道

下水道の接続先は公共上水道ですか？
佐久市・佐久穂町の一部エリアでは公共上水道に接続されておらず、浄化槽という下水処理をしている家もあります。

トイレ

水栓・簡易水洗・汲取式どれでしょうか？

風呂

ユニットバス・在来工法どちらでしょうか？

見分けるポイントは、タイルが使われているか。
お風呂の壁や床がコンクリートのように冷たいと在来工法の可能性が高いです。

風呂の給湯

都市ガス・プロパンガス・電気給湯・灯油給湯があります。
灯油給湯は意外と安く済むのでオススメ

キッチン・洗面の給湯

都市ガス・プロパンガス・電気給湯・灯油給湯があります。

まとめ

いかがでしたか？内覧時に確認するポイントの参考になれば幸いです。

物件内覧時、一緒に考えたいのがリフォームのこと！
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また、居住誘導区域についても知っておくと購入判断になります。

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佐久市で土地・戸建を買うなら必ず知っておくべき、居住誘導区域とは？

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にじや不動産

2020年、子どもが年長になる年に東京から佐久市へ移住して、夫婦で不動産業を開業しました。 専属の宅建士・FPが賃貸売買のご案内からリノベ相談、資産相談・融資相談まで対応します