佐久市で戸建て賃貸に住みたい!戸建て賃貸の選び方、メリットデメリットを紹介
![](https://rainbow-dash.net/wp-content/uploads/2024/03/佐久市で戸建て賃貸に住みたい!戸建て賃貸の選び方、メリットデメリットを紹介-1.png)
こんにちは!長野県佐久市で移住専門に不動産賃貸・仲介をしている「にじや不動産」です。
この記事では、
「佐久市に移住を考えているけど、戸建賃貸はどう選ぶ?」
「家賃は高いけど新築、家賃は安いけど築古。どっちにしよう・・?」
という方に向けて、
・戸建て賃貸の選び方
をお伝えします。
戸建て賃貸を選ぶときのポイント
佐久市で戸建てを借りるとき、最も重要なポイントをお伝えします。
それは、
家賃と築年数、どちらが自分たちにとって重要かを決めておく
ということ。
ただしアパートに比べ、戸建て賃貸は圧倒的に数が少ないです。
誰もが良いと思う戸建て賃貸は、家賃が高くてもすぐに決まってしまいます。
数が少ない中で気に入った物件を選ぶには、即決できるくらいの確固たる基準を持つことが大切です。
物件を探しているのは自分だけではないので、迷っていると
「あの物件は、決まってしまいました・・」
と残念なお知らせをお伝えしなければいけないこともあります。
なので、ぜひともこの記事を読んで
家賃と築年数、どちらが自分たちにとって重要か
という基準を持ってみてくださいね。
佐久市の戸建て賃貸相場・物件例
まず、佐久市における戸建て賃貸の家賃相場を把握しておきましょう。
佐久市のエリアをおおよそまとめると、このようになっています。
![](https://rainbow-dash.net/wp-content/uploads/2023/06/佐久地図.jpg)
- 佐久平駅周辺の岩村田
- 市役所のある中込野沢エリア
- 大日向小学校にも近い臼田エリア
- 自然をかんじる望月浅科エリア
岩村田>中込野沢>臼田>望月浅科
の順に、家賃が安くなる。と、考えて頂ければ問題ありません。
また、戸建て賃貸もアパートやマンションと同じく、
・築年数が浅ければ、家賃は高い
・築年数が古ければ、家賃は低い
となります。
築浅戸建ては、10〜15万円 築古戸建ては、5万〜10万円
というのが、佐久市で戸建てを借りるときの目安になります。
戸建て賃貸をご紹介すると、
「空き家がたくさんあるニュースをよく見るから、もっと安いのかと思った・・」
「築浅戸建賃貸だと15万もするんですね・・!」
という、お声をよく聞きます。
たしかに、空き家のニュースや田舎へ移住して家賃3万円!みたいな番組も見ますね。
ですが、佐久市では年々移住者が増加し、新築戸建て賃貸も増えてきていて、家賃価格帯も全体的に上昇傾向です。
おおよその相場感をお伝えしたところで、次は
・築年数が浅ければ、家賃は高い
・築年数が古ければ、家賃は低い
この原則から、「家賃と築年数、どちらが自分たちにとって重要か」を決めて頂けるように、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
佐久市で築浅・高家賃の戸建を借りるメリット・デメリット
築浅戸建ての相場は、10〜15万円ほど。
移住者の方にお伝えすると「地方は家賃が安い」というイメージがあるからか、皆さん大抵ビックリされます。
この価格帯であっても住みたい人がいて需要があるから、家賃もあがる。ということですね。
では、まずは「築浅・高家賃の戸建てを借りるメリット」
からみていきましょう。
築浅・高家賃の戸建を借りるメリット
1.便利な場所に住める
佐久市では、佐久平駅近隣にいくつかの築浅戸建て賃貸があります。
新幹線利用や買い物、周辺都市へのアクセスなど、生活に不便さを感じることは少ないでしょう。
例えば、佐久平駅から車で30分離れたところに借りて、通勤するとします。
毎日往復1時間。
子育て世帯において、毎日の1時間はとても貴重ではないでしょうか?
これが、片道通勤5分に変わったら?
子どもと遊ぶ時間も、家事をする時間も増えますよね。
便利な場所に住む、高家賃を払う、ということは「時間を買う」ということでもあるんです。
2.戸建てにかかる費用を負担せず住み替えできる
「家賃に15万も払うなら、買った方が安いのでは?」
とおっしゃる方も、ときどきいらっしゃいます。
ですが、戸建てを購入するということは、固定資産税や修繕費や設備更新などの費用も自分で負担していく。ということ。
ほとんどの人にとって、「家が古くなったから買い替え・建て替え」とはいきませんよね。
でも賃貸であれば、築年数が古くなったら住み替える。とすれば、ずっと築浅に住めます。
また、もしもこんな事態が起きたら?
・リモートワークで移住してきたけど、出社が必須になった
・親の介護で実家に帰ることになった
・子どもが学校と合わず引っ越しが必要になった
人生なにがあるか分かりません。
賃貸であれば、契約解除すれば身軽に動けます。
3.築古に比べて暖かい
仕事柄、新旧いろいろな物件をご案内させて頂きます。
そのとき、もっとも違いを感じるのが
「部屋の暖かさの違い」
です。
2〜30年前に比べて住宅性能が上がり、築年数が浅い物件ほど「夏涼しく冬あたたかい」と感じるレベルが違います。
佐久市は、冬の夜間において氷点下になることがほとんど。
そのため、「住宅の暖かさ=年間を通した暮らしの快適さ」といっても過言ではありません。
築古の物件は家賃こそ安いですが、寒さを感じる物件も多いため、光熱費が多くかかるようになります。
佐久市で賃貸物件を選ぶとき、忘れてはならないポイントです。
築浅・高家賃の戸建を借りるデメリット
さて、メリットをみて頂いたところで、デメリットについてもご紹介しましょう。
1.家計に占める住居費が大きくなる
アパートよりも広くて便利な場所にある戸建て賃貸は、快適な暮らしになることでしょう。
ですが、住居費が家計の大きな負担になっては、本末転倒です。
これから子どもたちも大きくなり、
・習い事
・進学
・レジャー
と、かかるお金が増えていきます。
「自分たちにとって、住居費に掛ける価値があるか?」
は考えるべきポイントです。
2.さほど広くはない
アパートより広いとはいえ、実は新築される戸建て賃貸は、そこまで広くありません。
佐久市で建築される戸建てよりもコンパクトで、3LDKがほとんど。
床面積としては、だいたい80平米くらいでしょうか。
住み始めてから、
「家賃の割には、広さを感じないなぁ・・」
とならないためにも、「家探しにおいて、何が重要か」という基準をしっかり決めておきましょう。
佐久市で築古・低家賃の戸建を借りるメリット・デメリット
築古戸建ての相場は、5万〜9万円ほど。
基本的には築年数や設備が古いほど家賃が安く、建物が古くても設備交換されていたり、おしゃれにリノベーションされていると家賃が上がります。
新築戸建てよりは選択肢が多く、エリアを選びやすいのも「築古・低家賃の戸建て賃貸」の特徴です。
1.築古・低家賃の戸建を借りるメリット
・1.面積が広い
築古戸建ての特徴として1つ目は、広さ。
佐久市の賃貸市場にでている築古戸建ては、賃貸向けに作られた新築戸建て賃貸と異なり、家族向けに作られた戸建てです。
そのため、新築戸建てよりも床面積が広いことがほとんど。
「仕事場も子ども部屋も自分たちの部屋もほしいから、広い家に住みたい!」
という方にとっては、大きなメリットです。
・2.庭がある
実は、新築戸建て賃貸には、ほとんど庭がありません。
あっても砂利やコンクリートで埋められています。
・家庭菜園をしたい
・リビングからみて自然を感じたい
という人にとっては、つらいですよね。
ですが、築古戸建て賃貸の場合は、ほとんどの物件で庭つき。
大家さんの許可があれば、犬を買うことや家にドッグランを作ることも可能でしょう。
・3.エリア選択がしやすい
3つ目のメリットは、「ある程度、エリアを選べる」という点。
市内のところどころに築古戸建て賃貸物件があるため、
「コレとコレとこの戸建てを見学したいです!」
ということも可能です。
・4.リノベ済み物件だと設備が新しい
築古戸建て賃貸、4つ目のメリットは
「リノベ済み物件だと、設備が新しいこともある」
という点。
大家さんのなかには
「せっかく借りて頂くのだから、設備を一新しよう」
と、トイレ・洗面台・キッチン・お風呂をまるっと新品にする方もいらっしゃいます。
時を重ねた築古戸建てしか出せない味がありつつ、設備は新品同然。
こんな物件を見つけたら、お得物件!
築古・低家賃の戸建を借りるデメリット
・新築に比べると寒い
築古戸建てを借りるとき、最もお伝えしたいデメリットがコレです。
なかなか実感しにくい点ではありますので、国の基準ごとの比較でみてみましょう。
![](https://rainbow-dash.net/wp-content/uploads/2023/06/中古住宅 断熱基準.jpg)
・無断熱の家
・平成11年基準の家
の年間暖冷房費を比較すると、3倍近い差がありますね。
無断熱の家とは、どれくらいの寒さなのか?
実際に、12月に無断熱の家で泊まったことがあります。
朝起きると、室内でペットボトルが凍ってました。
家賃が安いのは助かりますが、暖かさを犠牲にする場合もある。
と覚えておいてください。
虹やオススメ!ファミリー向け賃貸物件の借り方
お伝えした通り、戸建て賃貸は圧倒的に数が少なく、希望の物件がなかなか出てきません。
そこで、虹やがオススメする賃貸物件の借り方は
「二段階移住」
です。
二段階移住とは、まず「このあたりがいいかな」と思うエリアでアパートを借ります。
その後、住みながら佐久市の暮らしを経験することで、
・住まいにはコレが必要だ
・都市ガスのエリアがいいな
・やっぱり、こっちのエリアがいい!
など、自分たちにとって大事な、暮らしの価値観が分かってきます。
そして第二段階に向けて、
・新築戸建てを検討する
・中古戸建てを検討する
・戸建て賃貸を探す
など、基準に応じた選択をしていく。
というのが、「二段階移住」になります。
佐久市では、佐久平駅周辺が生活に便利で人気ですが、すべての人にとって最適か?というと、そうではないですよね。
「暮らしのなかで、自然をたくさん感じたい」
「子どもが気軽に自然と触れ合える場所で暮らしたい」
という人にとっては、不便さすら感じると思います。
「移住したのに、これじゃあまり変わらない」
なんて思いをされないために、「二段階移住」をオススメします!
まとめ
何事も表裏一体、メリットデメリットがあるものです。
家賃と築年数、どちらが自分たちにとって重要か、基準をもって家探しをしていきましょう!
虹や不動産では、
・佐久市への移住を体験してみたい
・移住した人の話を聞いてみたい
という方向けに、わたしたちの自宅の一部を民泊として提供しています。
佐久市に体験移住しながら、お話ししましょう!
「佐久市、いいかも・・?」と思ったら、お問い合わせください。